梅川良満写真集 “ DRIP BOMB ” 国内外の雑誌・広告でも活躍している写真家、梅川良満の写真集“ DRIP BOMB ”が2012年12月1日に発売されます。12月10日には、六本木Super Deluxeにて様々な方をお招きし出版記念トークイベントを開催。本書ご予約は、11月27日より受付致します。   仕様 / Specification：ハードカバー / Hardcover サイズ / Size：A4 W 価格 / Price：¥ 4,200(TAX IN) 発売日/ Release Date：2012年12月1日 / December 1, 2012 予約受付 / Reservations：ERECT ONLINE SHOPにて11月27日より受付開始 ページ数 / Page count：40pages 取扱い店舗 / ERECT Magazine ONLINE SHOP / 全国ERECT Magazine取扱店   現代日本東京の夜中を中心に現代社会の抱える「組織」の想念を実際の吐瀉物を通して映し出そうと試みた2002年から2012年まで撮影したルポルタージュ、嘔吐のシリーズ。自らも泥酔、酩酊、忘我の状態での路上の吐瀉物から受ける印象は、強烈な自我（コギト）を放っており、あの日本人特有の村意識は既になかった。独立したそれらは、個々の呪われた存在でありまさに実存主義的であり、素晴らしく美しく見えた。吐瀉物の本質はもはや吐瀉物にあらず存在は変化し、疑い続ければイメージも変化し続ける。嘔吐と実存（existenz）と自我（コギト）と忘我の関係性。実存主義的写真。 「全面的に同意します。やっぱりゲロに尽きますよね、日本は。」 会田誠（美術家）   「掃除当番、変態自慢の時間だよ女将さん!!今夜は梅ちゃんの出番、、」 「これは、なんとサイケデリック!!まるで、2001年宇宙の旅だ!!」 NIPPS (ラッパー)   「魂の咀嚼。胃腸薬ください。」 五木田智央 (画家)   「東京で夜ごと生み出されているDrop(ルビ：アート)は、こんなにもリアルでドラマチック。そして、やっぱり美しい。」 Chim↑Pom (現代美術アーティスト)   「路上の嘔吐は路上の星雲なんだと気付いた。一体、星雲を生み出す人間の体内は何次元空間なのだろう。」 坂口恭平（作家・新政府初代内閣総理大臣）   「吐き気がするほどロマンチックだぜ!!!!!!!」 食道を逆流し歩道にブチまけられた戦後最大の人力爆弾「DRIP BOMB」は、胃と小腸の指令に酔って投爆された粗挽きドリップな未消化グラフィティだ!!!!!!!!! これら異臭を放つ「DRIP BOMB」を、消化寸前の”食べ物写真”と捉えるならば「胃酸混じりの女子高生ブログ」と捉えることができるし、この激写行為を”路上観察”と読み解くならば赤瀬川原平師匠のコンセプトをダウンコンバートした「異臭を放つ超芸術トマソン」だと認識することもできる!!!!!!!! VOMIT!!!!!!!!! THROW UP!!!!!! 食べる前に読む!!!!!!!! 宇川直宏 aka 田中邦衛 (DOMMUNE代表)   「私たちは、エビを好んで食べるが、同じように外骨格のバッタはといえば、 気色悪くて、食べるどころではない。 ゲロも同様。 終電近くの駅のホームでそれを見た時には、怖気をふるうそれも、 よくよく”かたち”としてみると、なんだか、星雲のようにも、 熱帯の珊瑚礁のようにも見える。 絶対、ソンしているぞ。 計五万円の三ツ星フルコースも排泄物になってしまう。 しかし、それが滋養栄養が身体に取り込まれた残滓と思えば納得がいくが、 それを、事もあろうに吐いちまった時の、あの無常観は何なのだろう。 それは、アナタ色に染まった三ツ星の痕跡なのに、疎まれ、憎まれ、 この世からすぐに抹殺されてしまう。 自己嫌悪と恥の象徴ということなのだと思う。」 湯山玲子（著述家、ディレクター）   「夜の繁華街で不意を突いて遭遇する吐瀉物は、見知らぬ人からの悪意に思えて不快だが、 梅ちゃんのレンズを通した彼らは、どこか暖かく、人懐っこい・・・ワケねぇだろ！ゲロは皆の友達だ!」 中原昌也（ミュージシャン、画家、作家）       2012.12.10（月）　 OPEN：19:30 ／ START 20:00- Charge：Free 六本木 Super Deluxe 〒106-0031 東京都港区西麻布 3-1-25 B1F TEL：03-5412-0515 https://www.super-deluxe.com/     出演者：梅川良満、河村康輔、林靖高（Chim↑Pom）、やぶのけんせい、中村保夫（東京キララ社）and more? 選曲：秘密博士    
梅川良満 ｜ YOSHIMITSU UMEKWA プロフィール 1976 年東京生まれ。写真家。 1999 年からフリーランスフォトグラファーとして国内のカルチャー誌、音楽誌、CD ジャケット、ファッション、広告、展覧 会などで主に商業アートの領域で活動。特にミュージシャン撮影（DAFT PUNK やRAMMELLZEE やKool Keith(EX. Ultra Magnetic MCs)やMissy Elliott など）を得意とし、国内のクラブカルチャーシーン、HIP HOP シーンも約10 年に渡り撮影 する。2012 年、写真家としての自身の創作活動に専念。掟破りの初写真集「LEAVE ME ALONE」を自費出版。同年、新作” Incarnations “シリーズが、ドイツベルリンのアートカルチャー誌 Lodown Art Issue 004 “TRANSIENCE” の表紙を飾る。 またもや問題作となるセカンド写真集「DRIP BOMB」がERECT LAB.より出版。2013 年春、自身初となる個展を予定してい る。http://www.umekawayoshimitsu.com   Yoshimitsu Umekawa Profile Yoshimitsu Umekawa (born 1976, Tokyo) is a photographer who lives and works in Tokyo. Since 1999, he has worked mainly in the field of commercial art including culture and music magazines, CD covers, fashion, advertisements and has exhibited as a freelance photographer. Excelling at portraits of musicians (including Daft Punk, Rammellzee, Kool Keith and Missy Elliott), he has been photographing club culture and the hip hop scene in Japan for the last 10 years. In 2012, he started to focus on creating his own artwork and self-published his debut photo book ‘LEAVE ME ALONE’ in an unconventional format. In the same year, his new series of work ‘Incarnation’ made the cover of ‘TRANSIENCE – Art Issue 004’ by Lodown Magazine (an art and culture magazine from Berlin, Germany). Also in 2012, another controversial photo book titled ‘DRIP BOMB’ was published by ERECT LAB. He will have his debut solo exhibition in the spring of 2013. http://www.umekawayoshimitsu.com